昨年の夏か秋頃にこの本を読んで、
『いい気分』でいることを心がけてきた。
それでまぁ、少しはいい風に現実が変わってきたような気もするけど、いまだに『いい気分』の感覚を掴めていない。
『いい気分』とは、このように書かれている。
ベースは、「全ての願望が叶ったときの感覚」。
つまりは、過去や未来や他人のことなどモヤモヤ考えておらず、今この瞬間ハートのあたりが満たされている感覚です。
p46
自分のいい気分の感覚をつかむには、頭でいろいろ考えるよりハートの感覚を日々重視してみるほうが早いのです。
p70
言いたいことは分かるのだが、
その感覚を日常で思い起こすことは、なかなかムズカシイ。
先日も、悩んだことがあった。
マックのてりたまバーガーが食べたいなと思った。
そこで、出てきた思考が
「ジャンクフードに800円もかけるのは勿体無い気がする」
何もなければ普通に買っていたと思うのだけど
今の私は「引っ越し代を貯めたい」という思いもあり、なるべく節約したいと考えていた。
こういうとき、
引き寄せの法則的に言えば、
欠乏感にフォーカスせず
お金はもう既に持っていることに感謝して(買おうと思えば買えるし、生活に大きな支障をきたすわけでもないのだから)
いい気分で、我慢しないで食べたいものを自分に食べさせてあげる!
そんな感じよね。
頭でごちゃごちゃ考えずに「てりたまバーガー食べたい♡」いいよ♡で完結しちゃう感じ。
でも私は後のことを考えてみて、
食べ終わったときに「あー美味しかった♡」というよりも、きっと「800円あれば何が買えただろう?」と後悔する気がした。
自炊はしたくない日。
たとえば800円前後を同じ食費とするならば、
ハンバーガーセットを1つ買うよりも、
スーパーでお弁当を買ったら500円くらいだから他にも翌日のパンとかも買える
どっちがいいか?
これって、ハートの感覚がどうこうじゃなくて、
すごく現実的に頭で考えていることだと思うのだけれど…。
結局、スーパーでお弁当を買った。
お弁当美味しかったし、
たくさん食べ物が買えてよかった!と後悔はしていない。
私の本音って、こうだったのかな?
引っ越し代貯めたい > てりたまバーガー
実際は「てりたまバーガーを食べたい」という気持ちがそこまで強くなかったのかもしれない…。
自分の本当の気持ちに気付くことも、なかなかムズカシイ。
今回の出来事を踏まえて、
改めて整理をしてみた。
たとえば、
「◯◯がしたい!」と思ったとして、
「でも…××したほうが現実的にはいいかも」という思考がわいてきたとき。
引き寄せ界隈でよく言われているのが、
頭で考えた「一般的に〜」とか「こうしたほうが得かも〜」とか、そういう小賢しいことは気にせずに「◯◯がしたい!」と思った自分の感覚を信用して進め!的なこと。
だけど、
その「でも…」という思考のほうが少し《安心》したりするのなら、そっちが正解ってことなのかな?
ハートの感覚とか直感とかって何なんだろう?
頭で考えたことに従って後悔していないなら
それもハートの感覚に従えたってこと?
ハテナが尽きぬ…。
一番は、後悔しない選択をすることだね!